ラクタ
Rakta / रक्त
Definition
七つのダートゥ(体組織)の第2段階で、血液にあたるとされる組織のこと。
この項目のポイント
- ラクタは七つのダートゥの2番目で、血液にあたるとされる組織
- ランジャカ・ピッタの働きでラサから変換され、色が与えられるとされる
- ラクタが流れる経路はラクタ・ヴァハ・スロータスと呼ばれる
ラクタとは
ラクタ(Rakta)は、七つのダートゥ(体組織)のうち、ラサ(体液)に続く2番目の段階にあたる組織で、血液にあたるとされます。サンスクリット語で「赤いもの」「色づいたもの」を意味する語に由来するといわれています。
つくられ方
アグニによる消化の連鎖のなかで、ラサから変換されてラクタがつくられるとされます。この変換にはランジャカ・ピッタが関わり、色を与える働きを担うとされます。ラクタの質が整わなければ、次の段階であるマーンサ(筋肉)以降の質にも影響すると考えられています。
流れる経路と乱れ
ラクタが流れる経路は「ラクタ・ヴァハ・スロータス」と呼ばれ、ここが乱れると肌の色つやや熱っぽさに現れると説明されます。ラクタに関わる不調は、ピッタの過剰と結びつけて語られることが多い組織です。
ケアの文脈
血のめぐりを整えるとされるマンジシュタなどのハーブが、この文脈で伝統的に用いられてきました。歴史的な処置としては、血液を抜くラクタモークシャナ(瀉血)が古典に記されていますが、現代ではほとんど行われていません。
本項目は伝統的な考え方の紹介であり、医学的な診断・治療を目的とするものではありません。気になる症状があるときは医療機関にご相談ください。
FAQよくある質問
ラクタとは何ですか?
七つのダートゥ(体組織)のうち、ラサ(体液)に続く2番目の段階にあたり、血液にあたるとされる組織です。