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ヨガ・瞑想・呼吸

シャットカルマ

Ṣaṭkarma / षट्कर्म

Definition

ハタヨーガの古典に伝わる、プラーナーヤーマの実践に先立って体を浄化するための6種の技法の総称。

この項目のポイント

  • シャットカルマは、ハタヨーガに伝わる6種の浄化の技法の総称
  • ダウティ・バスティ・ネーティ・トラータカ・ナウリ・カパーラバーティの6つが伝統的に数えられる
  • 息を扱うプラーナーヤーマとは別の段階に分類され、練習に入る前の準備として位置づけられる

シャットカルマとは

シャットカルマ(Ṣaṭkarma)は、ハタヨーガの古典に伝わる6種の浄化の技法の総称です。サンスクリット語で「6つの行為」を意味します。

6つの技法

  • ダウティ:消化管を清める技法
  • バスティ:腸を清める技法。同じ名前を持つアーユルヴェーダのバスティとは、成り立ちも扱いも異なります
  • ネーティ:鼻腔を清める技法
  • トラータカ:一点を見つめ続け、目と意識を整える技法
  • ナウリ:腹部の筋を動かし、内臓の働きを促す技法
  • カパーラバーティ:短く強い呼吸を繰り返し、頭部を明るくするとされる技法

位置づけ

古典では、プラーナーヤーマアーサナの実践に先立ち、体の側を整えておく前段の技法として位置づけられます。カパーラバーティのように、外から見ると呼吸法に見えても、分類上は浄化法に数えられる技法があります。

現代での扱い

6つのうち、器具や水を使わずに行えるカパーラバーティが、単独の技法として広く知られるようになりました。他の技法は手順や器具の扱いに専門的な指導を要するため、実践の機会は限られます。

本項目は伝統的な考え方の紹介であり、医学的な診断・治療を目的とするものではありません。実践にあたっては指導者や専門家にご相談ください。

FAQよくある質問

シャットカルマは何種類ありますか?

伝統的にはダウティ・バスティ・ネーティ・トラータカ・ナウリ・カパーラバーティの6つを指すことが多いとされます。ただし技法名の数え方や内容には流派による違いもあります。

プラーナーヤーマとは何が違いますか?

ハタヨーガの古典では、シャットカルマは体の側を整える浄化法、プラーナーヤーマは息を扱う技法として、別の段階に分類されます。カパーラバーティのように、外から見た動きが似ていても分類が異なる技法もあります。

自己流で行ってもよいですか?

水や器具を扱う技法も含まれ、手順を誤ると体への負担になることがあります。指導者のもとで、必要な技法だけを学ぶことがすすめられます。