理論・概念

六段階(シャットクリヤーカーラ)

Ṣaṭ Kriyā Kāla / षट् क्रिया काल

Definition

不調が現れるまでの進行を6つの段階に分けた枠組み。早い段階での対処を重視する。

六段階とは

ドーシャが乱れてから症状として現れるまでを、6つの段階に分けた枠組みです。

  1. 蓄積:ドーシャがその座に溜まり始める
  2. 増悪:さらに増えて場所からあふれる
  3. 拡散:全身へ広がる
  4. 局在:弱い部位にとどまる
  5. 発症:はっきりした症状が現れる
  6. 慢性化:形が定まり長引く

なぜこの枠組みが重要か

現代医学が主に見るのは5段階目以降ですが、アーユルヴェーダは1段階や2段階での違和感を扱おうとします。何となく重い、食欲がない、といった段階で調整するという発想は、この枠組みから来ています。

本項目は伝統的な考え方の紹介であり、医学的な診断・治療を目的とするものではありません。